最近、コンビニで薬が売ってると聞いたけど、
バファリンやイブ・ロキソニンなどの頭痛薬は売ってるんでしょうか?
と疑問に思う方も多いようです。
実際、薬事法が改正されたため、コンビニでも薬が販売できるようになりましたが、頭痛薬に関しては、
「ほとんど売っていない」
というのが現状です。
この「ほとんど」というのがポイントで、実は売っているコンビニも存在します。
そんなコンビニで購入できる頭痛薬と、購入できない場合の代わりになるものについて紹介します。
ロキソニンのような頭痛薬を販売できるコンビニ
コンビニと一言でいっても、薬が販売できるコンビニとそうでないコンビニがあります。
普通のコンビニでも第3類医薬品は販売できるのですが、
残念ながら第3類医薬品の頭痛薬はありません。
一般的に薬が販売できるコンビニというのは、第2類医薬品まで販売できるコンビニになります。
中には薬局が併設していて薬剤師がいるコンビニもあるのですが、
こういったコンビニでは第1類医薬品まで販売できます。
(ただし薬剤師さんがいる必要があります)
しかし、現状ではこういったコンビニはまだまだ数が少ないようです。
第2類医薬品まで販売できるコンビニも数は少ないのですが、
都市部などでは比較的多く存在するようです。
コンビニの外見で見分けるのは難しいですが、
ローソンやファミリーマートでは、公式サイトの店舗検索で薬の販売をしているかどうかを検索することができます。
近くにそういったコンビニがあるかどうか調べておくといいでしょう。
ロキソニン・イブはコンビニで買える?
頭痛薬として人気がある「ロキソニン」ですが、残念ながら第1類医薬品になります。
そのため、薬剤師さんがいないと販売できません。
薬が販売できるコンビニでも第1類医薬品は販売できないので、
コンビニではロキソニンは購入できないことになります。
ただ、薬局と併設しているコンビニで薬剤師さんがいる時間帯であれば、
ロキソニンも購入できるでしょう。
ただし、店舗数はかなり少ないのが現状です。
頭痛薬の「イブ」ですが、こちらは第2類医薬品です。
そのため、薬が販売できるコンビニなら購入できます。
(ただし、店頭に並んでいるかどうかは店舗次第です)
コンビニで購入できる頭痛薬の代わりになるもの
コンビニでは頭痛薬はほぼ買えないと思います。
ただ、そうは言っても頭痛はなんとかしたいのが現状でしょう。
そんな場合のために、コンビニで購入できる頭痛を和らげる効果があるとされているものを紹介します。
(あくまで気休めということをご理解ください)
コーヒーなどのカフェイン飲料
コーヒーなどに含まれているカフェインは頭痛に効くと言われています。
カフェインには血管を収縮させる働きがあるため、頭痛を和らげる効果があるとされています。
カフェインは頭痛薬にも含まれていたりします。
ただし、あまり飲みすぎるとカフェインの利尿作用で体内の水分が失われ、逆に頭痛がひどくなることもあるようです。
コーヒー以外にも、紅茶、緑茶などでもいいでしょう。
ナッツ類
おつまみとして売っているアーモンドなどのナッツ類も頭痛の緩和にはおすすめです。
偏頭痛は、血管が収縮して血管の流れが悪くなることで、痛みとして出る症状です。
ナッツ類に含まれるマグネシウムには、筋肉の緊張をほぐす作用があるため、
血管を弛緩し緊張をほぐし、痛みの暖和や予防になります。
豆腐などの大豆製品
先程のマグネシウムだけでなく、カルシウム、鉄分、イソフラボンなどの成分も頭痛に効果があるようです。
これらの成分を含む豆乳などの大豆製品には、必須アミノ酸もバランスよく含まれていて、
その中でもトリプトファンが頭痛を抑えるのに効果的とされています。
イワシの缶詰め
イワシには、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
このオメガ3脂肪酸は抗炎症作用が強い栄養素として知られています。
片頭痛が起こる原因としては、血管拡張による炎症という説もあるため、
オメガ3脂肪酸は頭痛を和らげるにはいい栄養素といえます。
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